莎草研究投稿規定

莎草研究投稿規定

 すげの会は、広くカヤツリグサ科植物に関する研究および知識の普及と会員相互の親睦をはかるため、会誌「莎草研究」を発行する。

1. 投稿資格

 論文を投稿できるものは、原則としてすげの会会員および編集委員会が認めたものとする。

2. 原稿の種類

 「莎草研究」に投稿できる原稿は、原著論文、短報、総説、解説、新産地報告、調査報告、資料目録、学位論文抄録、論文紹介、他団体の活動紹介、追悼などとする。どのカテゴリーに属するかは編集委員会が決定する。

3. 原稿作成上の諸注意

・原稿は400字詰めA4原稿用紙に横書きとする。ワープロあるいはワープロソフトを使う場合は、A4版用紙の片面を使い、1ページ40行、1行40字程度で打ち出すこと。

・文体は「だ、である」調を基本とする。和文フォントは「MS明朝」、英文フォントは「Times New Romen」を基本とする。

・和文の句読点は全角の「、」、「。」を使うこと。欧文中は半角の「,」、「.」を用いること。

・数字と単位表記(cm、g 等)については、慣用句・成句(例:一酸化炭素)など漢数字を使用する場合を除いて半角文字とする。数字はアラビア数字の使用を原則とする。

・ローマ数字(I, II, IIIなど)については、半角英字で表すこと。和文から変換した全角特殊文字はコンピュータの機種に依存する場合があるため文字化けしやすい。

 例)I(大文字のi )、II(大文字のiを2つ)、VI(大文字のvとi)など。

・学名の属名と種小名はイタリック(斜体)とする。手書き原稿の場合は下線を施すこと。ワープロ等を用いた文章ファイルでは、イタリック(斜体)文字を使用すること。

・図や表は本文中に貼り付けず、別に用意すること。

4. 投稿

 投稿に際しては、紙媒体で投稿する場合は、原稿(図、表、写真を含む)の正本1部とともに、副本(コピー)2部を送付すること。特に写真のコピーについては細部まで再現されているものを用意すること。電子投稿する場合は、本文と図表は分けて送ること。本文はMS-Word 文書(***.doc または***.docx)または単純テキストファイル(***.txt) として送ること。図はJPEGファイル(***.jpg)、表はエクセルファイル(***.xls または***.xlsx)として送ること。なお、図は高解像度(400 dpi 以上) のものを用意すること。また図の説明は図のファイル中ではなく、本文のファイル中に入れること。

5. 原稿の内容

 原稿は以下の順序、要領で記述すること。

  • a. 表題(和文と英文)
  • b. 著者名、住所、所属(あれば)(漢字および英語表記)
  • c. 必要であれば英文または和文要旨、キーワードを入れてもよい。
  • d. 本文は、「はじめに」、「材料と方法」、「結果」、「考察」、「謝辞」、「参考文献」という順序が一般的。結果と考察はまとめて「結果と考察」としてもよい。
  • e. 文中の文献引用の場合は、星野(1985)、星野・正木(2005)、星野ほか(1995a)、Hoshino (1985)、Hoshino & Masaki (2005)、Hoshino et al. (1995a, 1995b) のように用いる。

 文の最後に文献を引用する場合は、(星野1985, 1988)、(星野・正木2005)、(星野ほか1995a, 1995b)、(Hoshino 1985, 1988)、(Hoshino & Masaki 2005)、(Hoshino et al. 1995a, 1995b)のように用いる。括弧は半角とする。

  • f. 参考文献には、本文中に引用した文献をすべて入れること。逆に、参考文献に載っている文献はすべて本文中に引用されていること。

 参考文献は、筆者名のABC順に配列し、以下の要領で記載すること。巻を示す数字はボールド(太字)とし、号を示す数字は括弧でくくる。コロン(:)の後には半角スペースをあける。数値の範囲や期間を示すダッシュ(-)は、原稿中では半角ハイフン(-) を2つ重ねることにより示す。ダッシュへの変更は編集側でおこなう。
例)7(2): 121–130. → 7(2): 121-130.

その他、カンマ(,)、ピリオド(.)の後には半角スペースをあけること。

秋山茂雄1955. 極東亜産スゲ属植物. 257 pp., 248 pls. 北海道大学, 札幌.

 *plsは図版数

Goetgehebeur, P. 1998. Cyperaceae. In: Kubitzki, K. (ed.), The Families and genera of Vascular Plants 4. Flowering Plants, Monocotyledons: Alismatanae and Commelinanae (except Gramineae), pp. 141–190. Springer, Berlin.

Inは引用した部分がIn以下の本の一部であることを示す

勝山輝男2001. スゲ属.In: 神奈川県植物誌調査会(編),神奈川県植物誌2001, pp. 442–482. 神奈川県立生命の星・地球博物館, 神奈川.

織田二郎2005. ホソバカンスゲの形態と分布. すげの会会報(11): 1–18.

織田二郎・永益英敏2007. ミヤマカンスゲ(カヤツリグサ科)の有花茎の着く位置. 分類7(2): 121–130.

Oh, Y.-C. 1986. Korean Cyperaceae vol. 3., 166 pp. Sungshin Womens University Press, Seoul.

大井次三郎1953. 日本植物誌. 1383 pp. 至文堂, 東京.

Yano, O., Katsuyama, T. and Hoshino, T. 2006. Cytological studies of seven taxa of Cyperaceae collected from the Bonin (Ogasawara) Islands. J. Jpn. Bot. 81: 98–102.

  • g. 標本の引用は、基本的には採集地、標高、採集者、標本番号、採集日、収蔵標本庫の順とする。採集者以下はカッコでくくる。採集者と採集番号の間は半角あけ、採集番号がない場合は”s.n.”とし、収蔵標本庫の番号がある場合は、その番号を示す。

 例)岡山県. 真庭市,蒜山高原, 700 m (星野卓二s.n. (OKAY-123456), 29 Apr. (またはIV) 1961, OKAY). 

*採集日は日-月-年の順とし、月は英語またはローマ数字を用いる。

  • h. インターネット上で閲覧できるホームページやデータベースの引用は、更新・削除される可能性があり、将来的に参照できなくなるおそれがあるので、あまり推奨しない(すでに印刷された論文・書籍をインターネットを通じて参照した場合はその限りではない)。引用する場合は、著者名(ホームページの主体)、タイトル、発表年(あれば)、引用元のURL、参照した年・月を記す。

 例)米倉浩司・梶田忠2003. BG Plants 和名–学名インデックス(YList).

   (http://ylist.info, 2020年7月参照)

 例)ミュージアムパーク茨城県自然博物館.Science Museum Net (S-Net).

   (science-net.kahaku.go.jp, 2019年9月参照)

6. 図表の準備

 図表は以下の要領で準備すること。

a.ワープロなどで作成する場合、図表は本文中に貼り付けず、別紙に打ち出すこと。

b. 写真はしっかりした白地の台紙に貼り付けること。台紙の裏に著者名と上下の指示を記入すること。

c. 余白に図表の番号を書く。図の説明は図とは別にし、まとめて本文の最後につける。

d.カラー図版は別途定める費用を負担を求めることがある。

e. 図の説明(キャプション)について、図番号とピリオドは半角数字を使用し、図タイトル文末にピリオドをつける。

 例)図1. ○○.

7. 査読

 投稿された原稿は、原著論文は2名の審査員、それ以外の原稿は1名の審査員によって審査される。審査結果は連絡責任著者に通知される。

8. 原稿の採否と掲載順序

 原稿の採否、掲載順序については、編集委員会が決定する。著者による図表の位置、縮尺の指定、および活字の指定は同委員会によって変更されることがある。

9. 著者校正

 著者校正は初校のみとする。再校以降は編集委員会がおこなう。

10. 別刷り

 別刷りは50部は無料、50部を超える部数については有料とする。50部以上の別刷りを希望する場合は編集委員会に問い合わせをすること。

11. 著作権

 本誌掲載文の著作権はすげの会に属す。掲載にあたって、著者は著作権を委譲する旨の書類をすげの会に提出すること。

12. 投稿・問い合わせ

 投稿は、以下の宛先にメールまたは郵送で送ること。

 メールの場合:sugenokaijp★gmail.com (★を@に変えてください)

 郵送の場合:〒700-0005 岡山県岡山市北区理大町1-1

        岡山理科大学生物地球学部 矢野興一研究室内 すげの会

 その他、分からないことがあれば、「莎草研究」最新号を参照するか、上記メールアドレスまたは住所に問い合わせること。

2009年2月制定

2010年5月改訂

2012年12月改訂

2020年7月改訂

2023年 7月改訂

 

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