第12回全国大会 北海道大会報告つづき
北海道大学総合博物館です。
「極東亜産スゲ属植物」の著者である秋山茂雄はここで図鑑を完成させました。

総合博物館のなかです。
古い建物だそうで、建築の仕方がステキです。

早めに到着した私たち(星野、正木、城野)は標本庫に入らせていただきました。
秋山茂雄の残した標本をこわごわ眺めました。
ある標本には極東・・で使用したことを記してあり、感動しました。
あと何回か行きたいです。

すげの会開催前のみなさん。
大変広い会議室で喫煙席も設けてありました。

すげの会あとの標本同定会です。
みなさん真剣そのもの。
このような光景があちらこちらで見られます。

次の日、8時に集合して観察会(苫小牧市~鵡川町)がはじまりました。
第一観察地は胆振支庁鵡川町汐見です。

程良い湿地になっており、フトイ、ツルスゲ、ヤラメスゲ、ハクサンスゲ、クロハリイなど私たちにとっては珍しい種がたくさんありました。

日高支庁門別町平賀から奥に進んだところ。
ここではチュウゼンジスゲ、サッポロスゲが珍しかったです。
サッポロスゲはオクノカンスゲとソックリですが、
体全体(特に基部の鞘)に毛が密生しています。


当日はこのように自家用車に乗り合わせて各地を回りました。
何十台もの車が連なっていくのは大変でした。
みなさん、お疲れさまでした。
