第12回全国大会 北海道大会報告つづき
北海道大学総合博物館です。
「極東亜産スゲ属植物」の著者である秋山茂雄はここで図鑑を完成させました。
![第12回大会-2](https://sugenokai-jp.chu.jp/wp-content/uploads/2021/05/2001-第12回-2.jpg)
総合博物館のなかです。
古い建物だそうで、建築の仕方がステキです。
![総合博物館](https://sugenokai-jp.chu.jp/wp-content/uploads/2021/05/2hokudai-3.jpg)
早めに到着した私たち(星野、正木、城野)は標本庫に入らせていただきました。
秋山茂雄の残した標本をこわごわ眺めました。
ある標本には極東・・で使用したことを記してあり、感動しました。
あと何回か行きたいです。
![星野先生](https://sugenokai-jp.chu.jp/wp-content/uploads/2021/05/2hokudai-9.jpg)
すげの会開催前のみなさん。
大変広い会議室で喫煙席も設けてありました。
![学術交流センター](https://sugenokai-jp.chu.jp/wp-content/uploads/2021/05/2hokudai-10.jpg)
すげの会あとの標本同定会です。
みなさん真剣そのもの。
このような光景があちらこちらで見られます。
![標本同定会](https://sugenokai-jp.chu.jp/wp-content/uploads/2021/05/2hokudai-11.jpg)
次の日、8時に集合して観察会(苫小牧市~鵡川町)がはじまりました。
第一観察地は胆振支庁鵡川町汐見です。
![汐見](https://sugenokai-jp.chu.jp/wp-content/uploads/2021/05/2hokudai-6.jpg)
程良い湿地になっており、フトイ、ツルスゲ、ヤラメスゲ、ハクサンスゲ、クロハリイなど私たちにとっては珍しい種がたくさんありました。
![汐見](https://sugenokai-jp.chu.jp/wp-content/uploads/2021/05/2hokudai-5.jpg)
日高支庁門別町平賀から奥に進んだところ。
ここではチュウゼンジスゲ、サッポロスゲが珍しかったです。
サッポロスゲはオクノカンスゲとソックリですが、
体全体(特に基部の鞘)に毛が密生しています。
![門別](https://sugenokai-jp.chu.jp/wp-content/uploads/2021/05/2hokudai-7.jpg)
![星野先生](https://sugenokai-jp.chu.jp/wp-content/uploads/2021/05/2hokudai-8.jpg)
当日はこのように自家用車に乗り合わせて各地を回りました。
何十台もの車が連なっていくのは大変でした。
みなさん、お疲れさまでした。
![車](https://sugenokai-jp.chu.jp/wp-content/uploads/2021/05/2hokudai-12.jpg)